神様、これだけです。私が好きだと云える私自身は。寄る辺がひとつもなくなって、孤独な場所へ突き落とされる日がいずれ来たときも、しがみつくようにして、これが自分ですと選び取るものは。いまとすべてをつなぎあわせ、名前のない部分を寄せ集めて一つの個にまとめさせてくれるのは。孤独をおしやって、かつて繋がっていた人の知る自分だと主張できるはずのものは。認めてもらいたかったものは。好きだと云ってほしかったものは。これです。

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